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ヤンバルクイナ保護シェルター支援

小禄高校8期会
有志のページ

募金をしますので支援協力お願いします。
8期玉城会長に8期メンバー(篠原さん)から、提案文書が届きました。大まかに抜粋要約すると、
「国頭村ヤンバルクイナ保護シェルター支援スポンサー募集に小禄高校8期会として募金したら、どうでしょう。(クイナ保護に役立つとともに)小禄高校8期会という名前が残って、こども達の未来のために、私たちができることは(ささやかだが)やったよ!(考えたよ)という事ができればと思っています。フェンスについては、いろいろ問題提起もありますが、やるしかないというのが現状のようです。」という、提案文書と資料でした。
『小禄高校8期会有志』で支援募金をしようと思います。ご理解の上、ご協力ヨロシクお願いします。

世話人: 篠原 敬子・上里 マチ子・玉城 哲・備瀬 武敬・高良 輝幸・福地 靖

ヤンバルクイナ保護・シェルター等の近況報告

ヤンバルクイナ観察小屋にて
 ずいぶん久しぶりに書きます。
 今年1月上里さんと二人で、やんばるに行って来ました。いろいろと用があったのですが、その中でクイナ会が寄付したヤンバルクイナの保護シェルターにも立ち寄りました。
 今回は観察小屋・管理人の島袋さんに、モニターを見ながら説明を受けました。なかなか興味深かったので、クイナ会に報告しなきゃ!と思いました・・・が・・なんと、もう6月!
 えーと、かなり遅くなりましたがちょっと報告しますね。

◎ 「ヤンバルクイナ保護シェルターと観察小屋」は平成18年7月にオープンしています。
島袋『この設置場所は、野生のヤンバルクイナが生息している事を確認した上で、ぐるっと柵で囲んだんですよ』
二人(どちらか)『どれくらいの数が確認されたんですか?』
島袋『当初は4羽ほど確認して、たぶんペアだろうと・・それで今はこの中で確実に繁殖して、5〜9羽に増えていますねぇ』
二人『ノネコとか、マングースは入ってきませんか?』
島袋『大丈夫です。シェルターは全長2キロメートル。マングースやノネコが侵入しないように、地中にも柵が伸びていますから・・・この中には定点観測用のカメラがあるので、小川で水浴びしていたり、羽つくろいをしていたり、可愛いですよ』
二人『島袋さんはずっとモニターを見ているんですか?』
島袋『はい可能な限り・・、カメラはこちらで操作して360度回りますから、貴重なシーンもたくさん録画しています』
二人『あの、この中にはヤンバルクイナ以外にも、他の野生種はいますか?』
島袋『いますよ〜、自然状態のままスッポリと囲んだので、さまざまな生き物が映像に映って確認されています。リュウキュウヤマガメ、オカヤドカリ、などなどが生息していて、野鳥もたくさん飛んで来たり、営巣していたり・・・学術的にも貴重な映像が多く撮れています』
わたし達は、それからいろいろ録画された、ヤンバルクイナや、ノグチゲラ、飛んできた野鳥の様子など見せてもらいました。
 何よりも説明している島袋さんが、とても嬉しそうだったのが印象的でした。でもそれは、保護活動に携わっている人々に共通する笑顔であり、熱い思いのような気がしました。
またシェルターが、ヤンバルクイナだけではなく、さまざまな野生種の保護繁殖に役立っているというのも、新鮮な事でした。
 
さて、もう6月なので、念のためインターネットで検索してみたら、沖縄タイムス・4月21日付けに、記事がありました。沖縄在住の皆さんはすでに読まれた記事だとは思いますが、今年も繁殖・子育てが行われて、現在ペア4組と3個体の計11羽のヤンバルクイナがシェルター内で確認されているとの記事でした。
しかし、交通事故もまだまだ多発しているとの記事もありました。

この旅はずっと上里さんが車の運転、わたしは座っているだけでしたが、わたし達に何ができるのか、改めて考えさせられた旅でもありました。いつかみんなで何かできるといいですね〜。
                               2010年6月16日 篠原


「観察小屋の中」2010年1月26日上里さん撮影。

新聞関連ニース 47NEWS ヤンバルクイナ で検索して下さい。

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有志の活動状況
世話人募集中! (募金箱を置いてくれる人・相談にのってくれる人、クイナを守りたい人、etc)
募金箱できました。ヨロシクお願いします。

募金箱を置いてある所・預かっている人
雑貨.Barさわでぃー(備瀬 武敬)那覇市安里388TEL884-0111 地図
        お昼も営業してます。ランチあり
木の工房 杢 陽(高良 輝幸)うるま市字川田416-1TEL974-1780 地図
              HP http://www17.ocn.ne.jp/~mokuyo/

タクシーのナップルグループ(玉城 哲)TEL833-4784
                携帯電話090-3010-6389
印刷屋 ピーマン(福地靖)那覇市天久1201TEL867-6029 地図
           HP http://www.cosmos.ne.jp/~piman/open.htm 

中間報告2007年7月1日
募金箱に募金してくれた人数 約67名 金額22,251円
目標達成です。2口(20,000円)国頭村ヤンバルクイナ保護シェルター支援へ支援金を早急に送りました。 支援協力ありがとうございました。また小禄高校8期会の自慢と誇りが一つ増えました。
2008年2月22日、2回目の募金の集計をしました。
今回は、ヤンバルクイナ保護活動をしているNPO法人・どうぶつたちの病院の(ヤンバルクイナプロジェクト)に寄付することにしました。国頭でのフェンスにもかかわり、直接ヤンバルクイナの救命救急医療も行い、保護活動もしているので・・・・。
前回の残額も含めて14,506円(内振込み手数料120円)。

そのまま募金箱を残して、支援募金を細く長く続けたいと思います。クイナが自由に私達と共生できるまで、根気よく頑張りましょう。


募 金 先
ヤンバルクイナ保護シェルター等管理運営協議会趣意書(抜粋)

ヤンバルクイナが生息する国頭村におきましても、このような危機的な状況の中で、外来種(マングース・ノネコ)からヤンバルクイナを守るため、現在生息する一定区域(約137,000u)をフェンスで囲みヤンバルクイナ保護シェルタ−を整備し、シェルタ−内に3台の定点カメラを設置しモニタ−を通してヤンバルクイナの観察、調査研究及び啓発活動の場として、シェルターに隣接し、ヤンバルクイナ観察小屋を併せて建設したところです。

国頭村ヤンバルクイナ保護シェルター支援スポンサー募集要項(抜粋)

1. ヤンバルクイナの保護区を取り囲むシェルターフェンス(外周約2km)の1区画2mに対して1団体(企業、団体、個人)当たり1万円の支援金。

クイナの2006年生息数717羽、愕然とする数字に肩を落としています。
1年に100羽のペースで減少しており、2012年にはゼロという計算になります。
もちろん、絶対に絶滅はさせません。もう少し追い込まれると思いますが
必ず復活させます。     ー保護活動を続けている長嶺獣医師の言葉ー
ヤンバルクイナ保護シェルター支援スポンサー問い合わせ先
ヤンバルクイナ保護シェルター等管理運営協議会事務局
〒904-1495 国頭村字辺土名121番地 企画財政課内
電話:0980−41−2101 FAX:0980−41−5910
http://www.vill.kunigami.okinawa.jp/news/news060701.htm

ヤンバルクイナ Lalus okinawae  (国頭村ホームページより)

クイナ科
国指定天然記念物:昭和57年12月18日指定:地域を定めず指定する。(沖縄本島北部地域)
 ごく最近,国頭村の山地で新種として発見され,国頭村の「村の鳥」に指定されている。足と目のまわりが赤く,体の下面には黒と白の鮮やかな横しま模様がある。背面は茶黒色で地味な色。雌と雄が同じ形と色であるので,性別を見分けることはむつかしい。
 警戒心が強く,人目につかないような所で行動するので,なかなか見られない。ニワトリのように地上を歩き回り,空を飛ぶことはほとんどない。餌としてバッタ,コオロギ,ミミズ,トカゲなどのほか,草の実なども食べているらしい。昼間に活動して,夜間は地上数mの木の枝に登って休む。繁殖期(3〜7月頃),明け方と夕方になると,ケッ,ケッ,ケッとけたたましい声で鳴く。山を越え谷を渡って鳴り響くあの声が,憶病者のヤンバルクイナの声とは思われないほどである。
 シダや雑草の生い茂った山の急斜面に,落ち葉を敷いて簡単な巣をつくる。一産4〜5個の卵を産む。ふ化したヒナは黒っぽい。ヒナたちが全部ふ化すると,親子は巣を離れ,再び元の巣に戻らない。

●傷ついたヤンバルクイナを発見した時の連絡先
国頭村安田にNPO法人どうぶつたちの病院、ヤンバルクイナ救命救急センターが開所し、5〜6月には獣医師が常駐することになりました。それに伴い、ヤンバルクイナ等の救護につきましては、救急ダイヤル(090−6857−8917)が設置されました。

ヤンバルクイナたちを守る獣医師の会 ホームページより
交通事故死したヤンバルクイナ
肉食獣の咬傷死
側溝で発見したヒナ